シンガポール航空グループ、路線再編 スクートのホノルル線は運休

スクート(ボーイング787-9型機)

シンガポール航空グループは、スクートがシルクエアーが運航する複数の路線を今後2年間で引き継ぐなど、グループ内で路線を再編する。

シンガポール〜ルアンパバーン・ビエンチャン線は2019年4月、シンガポール〜コーヤンブットゥール・ティルヴァナンタプラム・ヴィシャーカパトナム線は2019年5月から10月、シンガポール〜長沙・福州・昆明・武漢線は2019年5月から6月、シンガポール〜チェンマイ線は2019年10月、シンガポール〜コタキナバル線は2019年12月、シンガポール〜バリクパパン・ロンボク島・マカッサル・マナド・スマラン・ジョグジャカルタ線は2020年5月から7月にかけて、シルクエアーからスクートの運航に切り替える。一部路線はすでにスクートが運航している。

また、シンガポール〜バンガロール・チェンナイ線は2019年5月から2020年5月までの間にスクートからシンガポール航空へ、シンガポール〜深セン線は2019年6月、シンガポール〜コーチ線は2019年10月にスクートからシルクエアーに運航会社を変更する。すべての路線で、シンガポール航空とシルクエアーがすでに運航している。

シルクエアーはシンガポール〜マンダレー線を季節運航に切り替え、2019年3月をもって運休し、同11月に運航を再開し、2020年1月まで運航する。2019年6月より、シンガポール〜大阪/関西〜ホノルル線は需要低迷のため運休する。

これらの路線移管は、シンガポール航空とシルクエアーが2020年以降に合併することに伴うもので、当局の承認が条件となる。予約客には変更や払い戻しを案内する。

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