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“空ナカ”充実の時代へ 羽田空港に新商業施設「THE HANEDA HOUSE」オープン
羽田空港第1ターミナル5階にきょう19日、複合商業施設「THE HANEDA HOUSE」がグランドオープンした。
約4,000平米のスペースに、飲食店や物販店、フィットネスなど全14店舗が並ぶ。「通過する場所から滞在する場所へ」をコンセプトとして、「コト体験」施設を中心に“羽田で過ごす”を提案する。全店舗のうち、ビジネスワークスペースの「Regus express」と、ゴルフラウンジの「GDO Golfers LINKS HANEDA」はオープン済みで、きょう新たにオープンしたのは11店舗。
飲食店は、全日本空輸(ANA)とチーズタルト専門店のPABLOがコラボレーションした「ANA Hanger bay Cafe by PABLO」と、滑走路を眺めることができる「スターバックスコーヒー」の2店舗。
物販は、スポーツシューズ・ウェアの「adidas Brand Core Store」や、オーダースーツの「KASHIYAMA the Smart Tailor」、酸素カプセルなどのリラクゼーションコーナーを併設した「ファイテンショップ」など6店舗が出店した。その他、ボクシングフィットネスの「b-momster」やドライヘッドスパの「Q's for-rest」といった多様な業態の店舗が揃う。
また、あす20日には、EXILEなどが所属するLDHのアーティストによるライブや生演奏が楽しめるレストラン「LDH kitchen THE TOKYO HANEDA」がオープンする。
単なる旅の出発点から、滞在自体を楽しめる場所に姿を変えつつある羽田空港。今後、第2ターミナルの増築や第1ターミナル到着階の改修など、大規模なリニューアルが続く。国内線ターミナルビルを運営する日本空港ビルデングの鷹城勲CEOは、「楽しく快適で便利な空港を目指したい。国として2020年に訪日客目標4,000万人、2030年に6,000万人を掲げているなか、空港のあり方も進化させていかなければならないと思っている。利用客に喜んでもらえるような空港とするため、羽田全体で努力していく」と話した。