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地方都市への誘客促進 タイ国際航空ら、旅行会社向けセミナー開催
タイ国際航空は、タイ国政府観光庁(TAT)とタイ国政府コンベンション&エキシビジョンビューロー(TCEB)と共同で、東京都内で旅行代理店向けのセミナーを開催した。
セミナーに先立ちタイ国際航空のスメート・ダムロンチャイタム社長が、「タイでは国を挙げて、まだあまり知られていない都市『セカンダリーシティ』をプロモーションしている」と開催の背景を説明。同社でも「EXPLORE THE UNEXPLORED(まだ知らないタイ探検へ)」をテーマに、子会社のタイ・スマイルと共に「セカンダリーシティへの集客を促進している」と話した。
タイ国際航空東日本地区旅客営業部アシスタントマネージャーの梅田充氏は、同社の運航情報ついて講演。日本の6空港から1日最大12便、4,000席超の座席を供給しており、旅行会社の「大型案件にも対応できる」とアピールした。完全子会社のタイ・スマイルにも触れ、就航都市や機内サービス、タイ国際航空便との乗り継ぎについて説明した。
続いて登壇したTAT東京事務所マーケティングマネジャーの藤村喜章氏は、日本市場での戦略について説明。2018年の訪タイ日本人旅行者数は前年比7%増の165万人となったものの、そのうち8割がリピーターであるとして、「ファーストビジターを増やしていきたい」という考えを示した。日本旅行業協会(JATA)との間で締結した2020年に訪タイ日本人旅行者数200万人を目指す覚書を踏まえ、2019年は「180万人という目標を立てている」とした。
このほかセミナーでは、TCEB日本オフィスの池田久美代表がMICE市場におけるタイの優位性などを説明した。