東海道新幹線にIC専用改札 品川駅で試験的に導入

JR東海は1月31日、東海道新幹線の品川駅にICカード専用改札を試験的に導入した。

新幹線のりば北口、同南口、同北のりかえ口に入出場双方向用改札を各1台ずつ、同南のりかえ口に入場用改札と出場用改札を1台ずつの計5台を導入し、当面の間運用する。専用改札はインターネット予約サービス「スマートEX」に登録した交通系ICカードまたは「エクスプレス予約」専用ICカードで利用可能。

JR東海によると、東海道新幹線の指定席は約3分の1がインターネットからの予約となっている。インターネット予約を利用することで、きっぷの購入のために窓口や券売機に並ぶ時間が削減でき、旅行全体の所要時間を短縮できるという。同社は専用改札の導入によりインターネット予約の割合をさらに高め、利便性・速達性の向上に繋げたい考えだ。