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羽田空港発着枠、24枠を日米路線に割当へ
石井啓一国土交通相は、2月12日の大臣会見で、増枠する羽田空港の発着枠のうち、半分程度を日米路線に割り当てる方向で最終調整していることを明らかにした。
アメリカ側にへ12枠を配分する方向で、現地時間2月7日からアメリカ運輸省が配分手続きに着手したという。国内の航空会社にも同数の枠が配分されるとみられる。
2018年10月に開かれた、アメリカン航空のメディアラウンドテーブルに出席した、クリス・デグルートグローバルセールス担当副社長、アリソン・テイラーグローバルセールス担当上席副社長、シェーン・ホッジスアジア・太平洋地区副社長は、アメリカ側に8枠の配分が行われるとの見通しを示していた。横田空域の管制や飛行を認めるなど、アメリカ側が譲歩を示したことから、割当数を増やしたようだ。
現在、アメリカの航空会社による羽田空港発着路線は、ホノルル(ハワイアン航空/週11便)、コナ(ハワイアン航空/週3便)、ミネアポリス(デルタ航空/週7便)、ロサンゼルス(デルタ航空/週7便、アメリカン航空/週7便)、サンフランシスコ(ユナイテッド航空/週7便)の5路線。アメリカン航空には昼間の1枠が割り当てられている。