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JR東日本、羽田空港アクセス線の環境影響評価手続き実施へ アクセス新線と東山手ルートの約12.4キロ対象
JR東日本は、羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価手続きを実施することを明らかにした。
実施予定範囲は、田町駅付近~大汐線~東京貨物ターミナル間の「東山手ルート」の約7.4キロと東京貨物ターミナル付近~羽田空港新駅間の「アクセス新線」の約5.0キロ。
JR東日本では、多方面から羽田空港へのダイレクトアクセスを実現する「羽田空港アクセス線構想」を推進している。構想のうち、東山手ルートとアクセス新線の環境評価に着手するもので、この他に、東京テレポート駅からりんかい線で新木場方面につながる「臨海部ルート」、大井町駅から埼京線や山手線につながる「西山手ルート」の構想もある。東山手ルートは東京駅から約18分、西山手ルートは新宿駅から約23分、臨海部ルートは新木場駅から約20分で羽田空港にアクセスできることが期待されている。
環境影響評価手続きの着手に向けて、事業内容や環境影響評価項目、評価方法等を記載した環境影響評価調査計画書の作成を進めており、東京都への提出については改めて発表する。