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京急、加算運賃10月引き下げ 品川〜羽田空港国内線ターミナルの片道運賃290円に
京浜急行電鉄は、空港線利用時の加算運賃を10月1日に引き下げると発表した。
現在、空港線の天空橋〜羽田空港国内線ターミナル駅間と他の区間をまたがって利用する場合、基本運賃に加えて加算運賃を設定している。空港線の延伸工事や輸送力増強工事に要した設備投資額等を回収するための費用で、設備投資額等の回収が順調に進捗してきたことから、引き下げを決めた。また、特定運賃として、羽田空港各駅と穴守稲荷・大鳥居・糀谷・京急蒲田の各駅相互間で設定している特定運賃を廃止する。
大人の加算運賃は、普通運賃は170円から50円となり、通勤定期は1ヶ月6,220円から1,830円、通学定期は同2,030円から600円となる。これにより、羽田空港国内線ターミナル発着のきっぷ利用時の大人片道運賃は、品川駅まで410円から290円、京急蒲田駅まで340円から250円にそれぞれ引き下げとなる。
10月1日に予定されている、消費税の引上げに伴う鉄道運賃改定に関しては、今後変更認可申請を行う予定としている。