ソラシドエア、初のサービススキルコンテストを開催　グランプリは羽田空港の瀬尾槙人さん

2月21日、羽田トータルホールにてソラシドエアでは初となる、空港旅客係員を対象としたサービススキルコンテスト「Seed Smile Contest」を開催した。

今回のコンテストは「笑顔の種を育てよう〜全てはお客様の満足のために〜」というテーマで行われ、サービス品質の評価と向上に主軸を置き、ソラシドエアが目指す空港サービスを実現していくという。

コンテストの冒頭、ソラシドエア代表取締役、髙橋宏輔社長が開会宣言を行い「このコンテストが意識の向上につながるきっかけになれば、非常にありがたいと思っている」とコメント。

審査では、「笑顔・笑声」（お客様に安心感を与える優しい印象であるか）、「立居振舞い・言葉遣い」（話しかけやすい雰囲気と親しみやすい表情であるか）、「お客様に合わせた対応」（お客様のニーズを察知して寄り添った対応ができているか）、「お客様の質問や要望に対する的確な応答」（質問・要望を理解しスムーズな返答ができているか）、「観察力・行動力」（お客様をよく見て気づき、提案ができているか）、「アナウンス」（伝わりやすい声のトーンと速さ・感情が込められた声か）の６つの項目で審査された。

審査員は、松井サービスコンサルティング代表の松井拓己氏、ひこうき雲代表取締役の古賀恵美子氏、翻訳コンシェルジュ代表の松崎由起子氏の３名とソラシドエア取締役の峯尾隆史副社長の計4名が務めた。

就航10空港から21人が参加。9空港では外部委託をしており、ソラシドエアでは羽田空港でのみ地上業務を行っている。東京空港支店からは野邊ちさとさん、瀬尾槙人さん、市川玲奈さん、竹内ひとみさんの4名がコンテストに参加した。（編集部注：その他の9空港の委託先のスタッフの写真撮影、名前の記事への掲載はできないこととなったため割愛する。）

ロールプレイでは、野邊ちさとさんは「マタニティ旅客の対応」、瀬尾槙人さんは「高齢旅客への対応」、市川玲奈さんは「車椅子を使用する旅客の対応」、竹内ひとみさんは「外国籍のお客様対応」を、それぞれ行った。

アナウンス審査では、あらかじめ用意された3つのアナウンスから1つを選び日本語と英語でアナウンスするという内容で行われた。

コンテストの結果は、グランプリに羽田空港の瀬尾さんが選ばれた。

評価数上位3名はソラシドエアのサービスマスター「Seed Smile KD」として認定され、各空港のイベント参加やサービスBOOKの作成など、今後の空港係員としてのステップの場やスキル発揮の機会を提供していくという。

閉会式では、ソラシドエア取締役の峯尾隆史副社長が挨拶し「このコンテストのように、日頃からイレギュラーなトラブルにも対応しているんだなと本当に感謝している」と述べ、コントストは閉会となった。

グランプリに輝いた瀬尾さんは「驚き7割、嬉しさ3割です」と受賞の感想を述べ、「搭乗の際に緊張するお客様が多いので、落ち着かせるような丁寧な接客を心掛けている。ソラシドエアらしい接客を心掛けていきたい」とコメントした。

コンテストに参加した羽田空港の市川さんは「全国のソラシドエア就航地の選ばれた皆さんの接客を肌で感じられてよかった」、野邊さんは「今後、ソラシドエアらしい接客がどんなものなのか皆で考えていきたい」、竹内さんは「各空港でソラシドエアを、どう体現しているのかを見せていただいたので羽田空港でも更に頑張っていきたいと思う」とそれぞれコメントした。