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ベトジェットエア、ボーイング737 MAXを100機追加発注 計200機導入へ
ベトジェットエアは、ボーイング737 MAXを100機追加発注した。
ベトジェットエアのグエン・ティ・フオン・タオ社長兼最高経営責任者とボーイングのケビン・マカリスター民間航空機部門社長兼最高経営責任者(CEO)の間で調印式を行い、米朝首脳会談のためベトナム・ハノイを訪れているトランプ大統領とグエン・フー・チョンベトナム共産党書記長も立ち会った。
発注したのは、ボーイング737 MAX 8を20機とボーイング737 MAX 10を80機の計100機。ボーイング737 MAX 10のアジア最大の顧客となる。ベトジェットエアは2016年に、ボーイング737 MAXを100機発注しており、発注機材数は合わせて200機となった。さらに、技術専門分野、パイロット訓練、技術者訓練、その他管理業務効率化などに関するパートナー契約を合わせて締結した。
グエン・ティ・フオン・タオ社長兼CEOは、「以前発注した100機に加え、今回新たに737 MAXを100機追加発注したことは、我々が今後国際的にネットワークを拡大し、送客キャパシティを向上し、さらにエキサイティングな体験を提供していく上で、非常に重要な出来事となる。米朝首脳会談期間中に、アメリカ・ベトナム双方のリーダー立会いの下、ここハノイで調印式を執り行うことができたのは、ベトジェット、ボーイング双方にとって非常に意義深く、今後の成長のためのマイルストーンとなることだろう」とコメントした。
ケビン・マカリスター民間航空機部門社長兼CEOは、「我々は、ベトジェットとのパートナーシップをより強固なものとし、一層の成長を支援できることを大変喜ばしく思っている。737 MAXが、乗客の効率的かつ素晴らしい旅行体験を多くの乗客に提供することに貢献すると確信している。現在、ハノイ、そしてベトナム全体の経済成長は急速に進んでいる。そしてベトジェットは、ベトナムにおける航空ビジネスの急成長と乗客をベトナム国内、そしてアジアの国々へとつなぐ大きな役割を果たしている。我々は、この経済成長を米国のエンジニアリング、製造業を活性化しながら支援できることを、誇らしく思っています」と歓迎した。
また、ゼネラル・エレクトリックと長期間に渡るスペアエンジンの提供やサポート、既に発注済みの航空機に対してのエンジンサポートなどを受けることを含む、LEAP-1Bエンジンサポートに関するパートナー契約(53億ドル相当)を締結した。