「グランクラス」車内サービス、4月から一新 洋軽食は終了へ

JR北海道とJR東日本、JR西日本、日本レストランエンタプライズの4社は、東北・北海道新幹線と北陸新幹線におけるグランクラスサービスを4月1日からリニューアルすると発表した。

リニューアルでは、車内で提供する軽食メニューを一新。洋軽食の提供を終了し、日本料理「一凛」店主の橋本幹造氏監修のもと、沿線の地域食材を取り入れた新たな和軽食のみとする。4月から6月までのメニューは、東北・北海道新幹線上りが「数の子醤油漬け」「いくら醤油漬け 鰊甘露煮」「岩手県産たかたのゆめ酢飯」など。同新幹線下りが「鮭甘酒漬け焼き」「岩手県産たかたのゆめ白飯」など、北陸新幹線上りが「炙り〆鯖」「福井県産いちほまれ酢飯」など、同新幹線下りが「鰆甘酒漬け焼き」「福井県産いちほまれ白飯」など。7月以降は3か月ごとにメニューを変更する。

また、茶菓子や日本酒も一新。日本酒は、東北・北海道新幹線では宮城県の「伯楽星 純米大吟醸」、北陸新幹線では石川県の「天狗舞 純米大吟醸50」を用意。茶菓子として「TRAIN SUITE 四季島」などで総料理長を務める岩崎均氏監修のパウンドケーキを提供する。

JR東日本はこのたびのリニューアルに伴い、軽食の廃棄数の削減に取り組み、食品ロスの削減を推進するとしている。