大韓航空、機内でピーナッツ提供中止 クラッカーなどに置き換え

大韓航空(ボーイング747-400型機)

大韓航空は、機内食のピーナッツサービスを全面的に中止すると発表した。

3月25日よりスナックとして提供してきた「ハニーピーナッツ」製品のサービスを停止し、クラッカーなどに順次置き換える。今後ピーナッツ製品だけでなく、アレルギーを誘発させることがありうるピーナッツ成分が含まれているすべての食材を、機内食として提供することを取りやめる。

これは3月、重度のピーナッツアレルギーを持った2人乗客がアトランタからマニラへ向かう際、経由地のソウル/仁川で降機させ、批判が殺到していることによるもの。2014年には、趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長が、機内でナッツの提供方法に問題があるとして、飛行機の離陸を遅らせる「ナッツリターン」事件も発生していた。

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