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10連休の海外航空券は高騰中 安近短な国内旅行の「掘り出し物」を探せ!【コラム】
実は国内旅行は狙い目?
しかし、10連休に旅行をしたいと考える人は少なくないだろう。今から旅行の手配をしようとする人におすすめなのが「安近短(安い・近い・短い)」な国内旅行、特にキャパシティ(座席数)の大きい列車(新幹線など)での国内旅行だ。
狙い目なのはワケがある。今回のゴールデンウィークは10連休となったため、海外旅行の人気が高くなったことは先に述べた通りだが、国内旅行は長い連休であることがプラスに働き、混雑が分散されているようだ。新幹線や特急列車の発売状況を見ると、10連休初日(4月27日)の東京発の新幹線などは満席や混雑する列車が目立つ一方、その他の日程では、空席がある列車もある(いずれも執筆時)。
だが、全ての目的地がおススメなわけではなく、通常のゴールデンウィークでも混雑する観光地は価格が高めだ。また、東京発では開業以降、人気が高まっている北陸新幹線方面や、列車数が比較的少ない北海道新幹線方面は手配が難しいようだ。
また、連休とあって、旅館やリゾートホテルは当然混雑する。今空室がある施設でも、価格は割高の傾向だ。しかし、10日間の長い連休とあって、出張需要は落ち着いているようで、都市型のビジネスホテルを中心に利用しやすい価格の客室が残っている。
言い換えれば、「メジャーではない観光地」で「都市型ビジネスホテル」を中心に滞在するような旅行は、今からでも格安に旅行できるチャンスが残っている。
実際に数例、東京発の旅行を見てみることにする。
国内旅行の定番、京都1泊2日が新幹線付きで28,800円(2名1室)から
とはいっても、最初に思いつくのは有名観光地であることが多い。比較的ホテルも豊富な京都を見てみる。
JR東海ツアーズが取り扱う、京都ツアーを利用して、京都や奈良方面に足を伸ばしてみるとどうだろうか。一例として4月28日出発・京都新阪急ホテル(禁煙ツイン・素泊まり)にて1泊2日、往復新幹線付きで28,800円で発売されていた。なお、基本料金ではこだま号しか利用できず、画像のようにのぞみ号を利用しようとすると追加料金が必要だが、時間帯が限られている限定列車を使用するとオプション料金を安く抑えられる(基本料金に+800円)。
社寺巡りなど、連休中ということもあり、混雑も見込まれるが、しっかりとした観光をすることが出来そうだ。
ちなみに、大阪や神戸でも同様の値段で旅行できそうだ。特に穴場なのは、兵庫県宿泊かもしれない。
往復こだま号利用ではあるが、ホテルヒューイット甲子園(禁煙ツイン・素泊まり)2名1室利用と、東京~新大阪間の新幹線がセットで、1名24,500円。付近の著名な観光地は「阪神甲子園球場」しかないが、神戸にも大阪にも阪神電車でダイレクトアクセスできる(三宮・梅田まで片道270円)ため、2in1の旅行が可能だ。