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外務省、スリランカ同時爆発テロで発出していたスポット情報を更新
外務省は、4月21日にスリランカ各地で相次いで発生した同時テロに関連して発出していたスポット情報を、4月23日に更新した。更新は2回目。
スリランカ各地で発生した爆発では、スリランカ政府が発表した23日午後1時(日本時間同日午後5時)現在の情報で、死者は321名、負傷者は約375名に達した。外務省では、当面の間不要不急の外出を控えるとともに、スリランカへの不要不急の渡航は控えるよう求めている。
爆発は、コロンボ市の聖アンソニー教会、ネゴンボ市の聖セバスティアン教会、プリヤンティヴ村のシオン教会の3つの教会と、コロンボのシャングリ・ラ ホテル コロンボ、シナモン・グランド・コロンボ、ザ・キングスベリー・コロンボの3ヶ所の5つ星ホテルの6ヶ所でほぼ同時に発生。その後、スリジャヤワルダナプラ・コッテ付近のデヒワラ動物園付近やデマパゴダでも爆発があった。スリランカ政府は8ヶ所で発生した爆発をテロであると断定しており、非常事態宣言を発令した。夜間外出禁止令は21日から24日まで発出されている。
外務省では、スリランカ政府の正式発表ではないものの、爆発物を搭載した不審なバンやトラック、バイクに関する情報があるとしている。特に外国人が集まるホテルやレストランのほか、宗教関連施設、政府関連施設、観光地周辺の道路、スポーツの競技場、イベント、公共交通機関、観光施設などには近づかないよう呼びかけている。