エボラブルアジア、子会社の保険事業をファイナンシャル・エージェンシーに譲渡

エボラブルアジア

エボラブルアジアは、子会社のエアトリが展開する保険事業をファイナンシャル・エージェンシーに譲渡した。

保険事業は、エボラブルアジア買収したDeNAトラベル(現エアトリ)が旧エアーリンク時代から展開しており、こども保険を中心に約15万件の契約を有している。2008年よりファイナンシャル・エージェンシーと提携しているほか、2018年6月にはエボラブルアジアがファイナンシャル・エージェンシーに3,000万円を出資し、協業の協議や検討を進めていた。

ファイナンシャル・エージェンシーは約5万件の契約者を有しており、契約規模は4倍になる。こども保険の契約者は、生命保険や医療保険へのクロスセルやアップセルが見込め、電話帳情報のような一般的なリストに比べて約2倍の新規契約の獲得が可能であるとしている。エボラブルアジアは、DeNAトラベルの買収費用、約12億円のうち一部を回収できることになる。

また両社は、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」でチケットを購入した人を対象に、無料で保険を提供する「エアトリプレゼント保険」を、5月31日より開始する。保険期間は出発日から30日間で、入院保険金一時金5,000円、携行品損害100,000円などの補償が付帯する。