ANAとエアージャパン、燃油サーチャージ引き上げ 8月から欧米へ片道1.4万円

全日本空輸(ANA)とエアージャパンは、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を8月発券分より値上げする。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、2ヶ月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めており、4月から5月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均81.91米ドル、1米ドル110.77円だったため、円貨換算額は9,073円となった。

日本発旅程ではいずれも片道あたり、韓国線は1,000円、韓国以外の東アジア線は3,500円、ベトナム・フィリピン・グアム線は4,000円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は6,500円、インドネシア・インド・ハワイ線は8,500円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は14,000円となる。日本発旅程でメキシコシティ線直行便を利用する場合は10,500円となる。

■燃油サーチャージ額(2019年8月~9月/日本発旅程・片道)
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア 14,000円
ハワイ・インド・インドネシア 8,500円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 6,500円
ベトナム・フィリピン・グアム 4,000円
東アジア(韓国を除く) 3,500円
韓国 1,000円

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