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JAL、エアバスA350型機の訓練飛行開始 北九州・千歳・成田に飛来
日本航空(JAL)は、エアバスA350-900型機初号機(機体記号:JA01XJ)の訓練飛行を、6月29日より開始した。
初日となった6月29日には、東京/羽田〜北九州〜札幌/千歳〜東京/成田〜札幌/千歳〜北九州〜東京/羽田のルートで運航した。7月5日までのスケジュールはすでに発表しており、同様のルートで1日6便を飛行する。初日には1時間以上遅れて羽田空港を出発し、午前0時前に羽田空港に帰着した。
エアバスA350-900型機は、全長66.8メートル、全幅64.75メートル、全高17.05メートル。巡航速度は時速916キロで、航続距離は15,000キロ。日本の航空会社による同型機の運航は初めて。
JALは2013年10月に、A350-900型機18機、A350-1000型機13機の計31機を確定発注、オプションとして25機発注している。JALと統合前の日本エアシステム(JAS)を除くと、JALによるエアバス機の発注は初めてとなる。6年程度かけて、ボーイング777型機を置き換える。初号機は「挑戦のレッド」、2号機は「革新のシルバー」、3号機は「エコのグリーン」として、機体後部にそれぞれ異なる色で、「AIRBUS A350」の文字を塗装した。(写真撮影:かしわひろゆき)