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シンガポール航空と日本政府観光局、訪日観光促進で協力 5カ国でプロモーション
日本政府観光局(JNTO)とシンガポール航空は、訪日観光促進を目的とした協力覚書を締結した。
シンガポール、インド、インドネシア、マレーシア、オーストラリアの5カ国から日本への観光を促進するため、両社は協力して今年度は約5,000万円を投資する。JNTOが航空会社と協力覚書を締結するのは、今回が初めて。
シンガポールからの訪日旅行者数は過去5年間で2.3倍に増加しており、2018年だけでも前年比8.2%増の437,280人が日本を訪れている。その他の4カ国も前年より、インドは14.6%増、インドネシアは12.6%増、マレーシアは6.6%増、オーストラリアは11.6%増となっている。
シンガポール航空は、東京/羽田・東京/成田・名古屋/中部・大阪/関西・福岡の4都市5空港からシンガポールへ週77便を運航している。子会社のシルクエアーも広島とシンガポールの間を週3便、スクートも札幌/千歳・東京/成田・大阪/関西へ週37便を運航しており、グループ合計で週117便体制で日本とシンガポール間を結んでいる。
JNTOの蜷川彰理事は、「アジアからの訪日客数は年々着実に伸びており、日本にとって非常に重要なマーケットとなる。今回のシンガポール航空との強固なパートナーシップ構築を最高の機会と捉え、シンガポールのみならず、アジア・オセアニアからシンガポールを経由して日本に訪れる観光客が益々増えることを期待している。」と述べた。
シンガポール航空のキャンベル・ウィルソンシニアバイスプレジデント(セールス&マーケティング担当)は、「日本は、観光客とビジネス客いずれにとっても魅力的な目的地となる。我々は日本政府観光局との新たなパートナーシップを通じて、この国の観光産業のさらなる成長に貢献できることを楽しみにしている。」とコメントした。