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デルタ航空、東京/成田〜シンガポール線の航空券販売停止 9月23日以降
デルタ航空は、東京/成田〜シンガポール線の航空券の、9月23日以降の販売を停止した。
デルタ航空は、ボーイング767-300型機を使用して、東京/成田〜シンガポール線を1日1便運航している。成田空港からの以遠権を活用した路線は、上海/浦東、ソウル/仁川、バンコク線などですでに運航を取りやめており、現在運航しているのは、マニラとシンガポールの2路線のみに縮小していた。2018年からは大韓航空と共同事業を展開し、仁川国際空港では第2ターミナルに集約。アジア路線は大韓航空と共同運航(コードシェア)を拡大していた。
成田空港を発着するデルタ航空の路線は、シアトル、ポートランド、デトロイト、アトランタ、ホノルル、シンガポール、マニラの7路線。羽田空港の発着枠拡大に伴い、アメリカの航空会社に割り当てられる発着枠12枠のうち、デルタ航空は5枠の仮割当を受けている。仮に認められたのは、シアトル、ポートランド、デトロイト、アトランタ、ホノルルの5都市を結ぶ路線。すでにミネアポリスとロサンゼルスへの路線を展開しており、成田空港を発着する路線のほとんどを羽田空港発着路線や、大韓航空とのコードシェアでカバーできる状況で、成田空港からの撤退も現実味を帯びている。
デルタ航空太平洋地区広報部に成田空港からの撤退についてコメントを求めたところ、「米運輸省の最終承認が降りましたら、本社が正式に発表する予定です」と回答した。(コメントを追記しました)
■ダイヤ
DL169 東京/成田(17:20)〜シンガポール(23:45)
DL168 シンガポール(05:45)〜東京/成田(14:05)
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