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香港航空、手元資金不足に直面か デモ影響、現地紙報道
香港航空の従業員が、手元資金の不足により無給休暇か労働時間の削減が求められる可能性があることがわかった。サウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えた。
香港航空は、香港を拠点とする海航集団傘下のフルサービス航空会社。業績が悪化している海航集団は、同じく香港を拠点とする格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空を、キャセイパシフィック航空に売却している。
同紙によると、香港で広がるデモによって数百便が欠航となり、キャッシュフローに悪影響を与えたとしている。給与の支払日も数日遅らせることを決めた。
香港では、8月にデモ隊が空港を占拠した影響で、多くの便が欠航した。キャセイパシフィック航空の発表によると、7月の業績には大きな影響はみられなかったものの、ロナルド・ラムカスタマー&コマース最高責任者は、特に中国本土、台湾、韓国、東南アジアなどの短距離路線を中心に、「8月以降の収益へのより大きな影響が予想される」としていた。