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増税前と後では大違い! 9月までに買っておきたいのは”きっぷ”?【コラム】
定期券は、9月までの購入が「大体」お得
JR各社は、新規・継続定期券の発売を、使用開始日の14日前から発売している。私鉄も一部異なる扱いがあるが、概ね同様だ。使用開始日の14日前から鉄道事業者が定期券を発売していて、10月13日までに定期券の有効期限が切れる場合、9月30日までの購入が概ねお得だ。
一部の運賃を値下げする鉄道会社の定期券購入は、10月以降に購入したほうがお得になることがある。例として、京浜急行電鉄(京急)は空港線の加算運賃を、普通運賃・定期運賃ともに値下げする。この区間を含む場合は、10月以降の定期券購入のほうが安くなる。
10月から定期運賃を値下げするのは、同じ羽田空港アクセスを担う東京モノレールも同様である。普通運賃は値上げするが、定期運賃は値下げを行うため、10月以降の定期券購入のほうが安くなる。
EX予約・スマートEXが便利 手数料不要で変更可能
ネット予約についてはどうだろう。JR東日本などの「えきねっと」は予約日に関わらず、受取日時点での運賃・料金を適用する。つまり9月30日までに引き取らないと、9月中に予約しても増税後の値段になる。e5489やJR九州インターネット予約は、予約時に決済されるため、9月中の予約では、受取日が10月でも9月の予約時の発売額になる。
便利なのは、東海道・山陽新幹線のネット予約「EX予約」「スマートEX」だ。 9月中の予約ならば、10月以降の乗車も増税前の発売額となる。また、受け取りなどを済ませる前なら、初回購入日から3ヵ月以内の乗車日の間で変更できる。9月30日に購入すれば、12月下旬までの乗車日に変更できるということになる。列車の変更もネットで簡単に出来るので、各新幹線に定期的に乗るなら、一手間加えて節約できそうだ。