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ユニゾHD、フォートレスグループのTOBへの意見表明を留保 買付け価格引き上げに回答得られず
ユニゾホールディングスは、フォートレス・インベストメント傘下のサッポロによる株式公開買付け(TOB)への応募を推奨するとの意見表明を撤回し、留保とした。
ユニゾHDでは、9月17日に投資ファンドから1株あたり5,000円で全株式を取得する提案を受けたことから、基本方針に沿って改めて検討した結果、TOBへの応募を推奨する旨の意見を撤回し、TOBやTOBへの応募を推奨するか否かについて意見を留保することを決議したという。この投資ファンドからの提案に、ユニゾHD側は反対した。
サッポロに対してユニゾHDは、買付け価格を1株あたり5,000円に引き上げることを要請してきたものの、回答は得られていないとした。
ユニゾHDを巡っては、7月10日にエイチ・アイ・エスが、1株あたり3,100円でTOBを行うことを突如発表。ユニゾHDはこれに反対し、8月16日に発表したサッポロによる、1株あたり4,000円でのTOBに賛同していた。ユニゾHDの9月27日の終値は、4,510円だった。