米ニューオーリンズで建設中のホテルが倒壊 ハードロック「建築には関与していない」

ハードロック・インターナショナル

アメリカ・ニューオーリンズで、現地時間10月12日、建設中のホテルの上層階部分が倒壊した事故で、ハードロック・インターナショナルは「建設には関与していない」との声明を発表した。

ハードロック・インターナショナルはブランドライセンス契約に基づき、「ハードロック・ホテル・ニューオーリンズ」を建設する契約を締結していた。プロジェクトオーナーはKailas Companiesで、建築はCitadel Buildersが請け負っていた。声明では、「私たちは、この悲劇的な事故の犠牲者と、彼らの愛する人や友人に深い哀悼の意を表します」とコメントした。

Citadel Buildersによると、ホテルと専属コンシェルジュや屋上プール、ラウンジ、ジムなどを含むコンドミニアムから構成される施設を建設し、「ニューオーリンズでは他に類を見ないコンドミニアムを提供できる」とし、1,000人以上の新規雇用を創出するプロジェクトになるとしていた。

AP通信によると、この事故で1人が死亡し、18人が負傷、3人が行方不明。建物は不安定な状態で、新たな倒壊の可能性もあるという。

ハードロック・インターナショナルは、苫小牧での統合型リゾート(IR)の参入を目指し、活動を行っている。