高速バスのフルフラット座席、国土交通省がガイドライン公表
台風被害の箱根エリア、多数区間で通行止め続く バスも迂回・短縮運行実施
神奈川県の県西土木事務所小田原土木センターは、国道1号の一部区間の通行止めを10月19日午後2時に解除した。これにより、箱根エリアの国道1号線は全区間で通行可能になる。
台風19号の影響で、多くの区間で通行止めになっている。同センターや箱根町によれば、19日午後2時現在で、国道138号碓氷洞門~小塚入口間、県道75号(湯河原箱根仙石原線)大芝~箱根園入口間、県道734号大涌谷三叉路~小涌園前間、県道736号長尾ずい道、県道737号湖畔沿いやすらぎの森付近の各区間で通行止めが続いている。
この影響で、バスの運行にも影響が出ている。箱根登山バスは、小田原駅・箱根湯本駅~箱根町港・元箱根港線について、箱根新道経由で運行する。小田原駅・箱根湯本駅~仙石・桃源台線は、小田原駅~宮城野営業所前間の折返し運行で運行する。観光施設めぐりバスは、宮城野経由を運休する。ポーラ美術館経由は、一部区間で運休するほか、迂回運行を実施する。箱根湯本駅~元箱根港間の箱根旧街道線は平常通り運行する他、箱根湯本駅~二の平入口経由~強羅駅間の臨時バスを運行する。
伊豆箱根バスは、小田原駅~湖尻・箱根園間を結ぶ湖尻・箱根園線は、小田原駅~ユネッサン間で折返し運行を行う。元箱根・箱根園線は全便運休する。熱海駅~箱根園線は、熱海駅~十国峠登り口間で折り返し運行をする。箱根エリアのその他の路線は平常通りの運行を予定する。なお、他エリアでも運行に影響が出ている路線がある。
小田急箱根高速バスは、新宿駅と箱根エリア間を結ぶ箱根線について、箱根桃源台~箱根園~山のホテル間で区間運休する。区間運休する便は、箱根桃源台発着で運行する。他路線も全便運行する。
西武バスの箱根線(池袋・品川~箱根間)は、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖停留所を休止する。