シンガポール航空、東京/成田〜シンガポール線へのエアバスA380型機投入期間変更 2025年5月1日から
ZIPAIR、初号機の塗装を完了 来年5月就航
ZIP AIR TOKYO @JAL_Official_jp
FIRST Aircraft! 🇯🇵
Boeing 787-8 Dreamliner
JA822J (Painted in XMN) pic.twitter.com/XB8A82R79o— CAL🌸_fans (@cathay_chen) October 20, 2019
日本航空(JAL)が出資する中長距離格安航空会社(LCC)、ZIPAIRの初号機(機体記号:JA822J)が、厦門で機体の塗装を完了した。
当初導入するボーイング787-8型機2機は、いずれも日本航空(JAL)が初期に導入した機材を移管する。東京/成田〜バンコク/スワンナプーム線を2020年5月14日、東京/成田〜ソウル/仁川線を同7月1日に開設し、それぞれ1往復することを計画している。ZIPAIRの広報担当者によると、機内の改修作業は日本で行うといい、近日中にも日本へのフェリーフライトを予定している。
機体デザインは、窓枠に沿って細いグリーンのラインを入れ、前方の窓下にロゴを配し、矢が「ビュッ(ZIP)」と飛ぶように、目的地に向かって一直線に大空を飛び行く姿をイメージした。垂直尾翼はコーポレートカラーのハーモニー・グレー、黒の文字と短いトラスト・グリーンのラインで構成されるシンボルマーク「Z_」を配した。
座席数は290席、具体的なシート配列は発表されていない。同型機を使用する中長距離LCCのジェットスター航空は335席、スクートは329席・335席の構成で、約1割強少ない。両社ともに2クラス制で、上級クラスはライフラット横7席、エコノミークラスは横9席の構成であることを考えると、ZIPAIRではよりゆったりとした機内空間になる見通しだ。
ZIPAIR Tokyoは、2018年7月に設立。3月に社名を変更した。資本額は50億円で、うち資本金は25億円。全額をJALが出資した。運航開始までに200億円にまで増資する計画。中長距離路線を運航する格安航空会社(LCC)として、欧米への路線展開を目指す。代表取締役社長は西田真吾氏。