エティハド航空、10都市への就航を予告 11月25日に発表
春秋航空、東京/成田〜上海/浦東線開設 成田初就航、グループでシャトル便化へ
春秋航空は、東京/成田〜上海/浦東線を10月27日に開設した。1日1便を運航する。
春秋航空の成田空港への就航は初めて。同路線は、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ジェットスター・ジャパン、中国国際航空、中国東方航空のほか、同日より運航を開始した吉祥航空と中国南方航空をあわせた8社が乗り入れることになる。所要時間は、東京/成田発は3時間10分、上海/浦東発は3時間。
春秋グループの日本法人である春秋航空日本とともに、東京/成田〜上海/浦東線をシャトル便化する計画で、春秋航空日本は年内に就航を予定している。東京/成田を深夜早朝に発着するスケジュールとすることで、機材稼働を高めたい考え。春秋グループの王煒日本代表は、グループで1日3便から4便を就航させたいとした。太平洋路線への乗り継ぎ客の獲得も見込んでおり、例えばハワイ路線は中国国内で乗り継ぐよりも利便性が高いという。
春秋航空は、日本の7都市8空港に就航し、毎年200万人が利用している。日本から北京新空港への就航も見込む。10月末には、茨城・佐賀〜西安線を開設した。世界遺産があり、日本人にも馴染み深いことから、日本から観光客の利用を訴求したいという。
成田空港では第3ターミナルを使用する。第3ターミナルに乗り入れる航空会社は、ジェットスター航空、ジェットスター・ジャパン、ピーチ・アビエーション、チェジュ航空をあわせた6社に拡大した。
東京/羽田・東京/成田・北京・上海を除く日中路線は、オープンスカイに2012年8月に合意していた。今夏には、引き続き協議を継続していた4空港での制限を大幅に緩和することに合意し、中国から成田空港への乗り入れ可能便数は、今冬スケジュールから週210便に大きく拡大した。
■ダイヤ
9C6218 東京/成田(20:40)〜上海/浦東(22:50)
9C6217 上海/浦東(15:50)〜東京/成田(19:40)