【フォトレポート】2,136日間の思い出、永遠に バニラエア最後の日


午後6時15分。スタッフは成田空港の最終到着便、台北/桃園発JW106便を迎える。


降機した利用客に一礼するスタッフ。


午後7時。役目を終えたバニラエアのチェックインカウンター。


利用客のいなくなったカウンターで、スタッフが別れを惜しみながらボードに思いを記していた。


ボードいっぱいに寄せられたメッセージ。日本語だけでなく中国語も多く見られた。


午後8時。いよいよ撤去作業が始まる。


掲示物が次々と取り外されていく。


メッセージが残されたボードは大切に保管。


撤去作業は20分足らずで終わった。空港会社の所有物であるため取り外されなかった柱の案内ボードだけが、ここがバニラエアのカウンターだったことを示している。


午後8時20分。名残を惜しむ間もなく、ピーチへの切り替え作業が始まる


出発ロビーの「V store」もピーチカラーに模様替え。


午後10時20分。これまでピーチが使用していた第1ターミナルから機材が運ばれてきた。


朝にはピーチにとって初めて第3ターミナルで出発客を迎える。作業は夜を徹して行われた。


翌27日午前5時30分。Fカウンターを覗くと、切り替え作業は完了していた。新生ピーチとしての新たな1日が始まる。


バニラエアの2,136日間の思い出は、ピーチに引き継がれていく。

1 2