ヴァージン・オーストラリア、東京/羽田〜ブリスベン線を来年3月29日開設 IASCが発着枠割り当てを最終決定

ヴァージン・オーストラリア

ヴァージン・オーストラリアは、東京/羽田〜ブリスベン線を2020年3月29日に開設すると発表した。オーストラリア国際航空サービス委員会(IASC)が最終承認した。

エアバスA330-200型機を使用して毎日運航する。所要時間は往復ともに片道9時間となる見通し。ダイヤの詳細は未定であるものの、ブリスベン〜シドニー線などへの乗り継ぎを考慮したダイヤとなる見通し。全日本空輸(ANA)と共同運航(コードシェア)を行う。日本市場向けの機内食や日本語の機内エンターテインメントを提供する。日本語対応の客室乗務員が少なくとも1名乗務する。その他に、機内Wi-Fiも提供する。

ポール・スカラーマネジング・ディレクター兼CEOは、「競争力ある価格、受賞歴あるサービスを始め、ヴァージンならではのフライト体験を日本に提供することができ大変嬉しく思う。デイリーに運航する羽田〜ブリスベン線の就航によって、日本からの乗客は今までより10万人多くオーストラリアを訪れることができるようになるわけとなる。また、全日本空輸株式会社(ANA)との相互コードシェアプログラムやマイレージプログラムを開始することで、各ロイヤルティープログラムのお客様がポイント還元やその他のベネフィットを享受できるだけではなく、オーストラリアや日本国内へのシームレスな乗り継ぎも実現できると考えております」とコメントした。

ケイト・ジョーンズ観光大臣も、「羽田〜ブリスベン線の就航により、ブリスベンへの座席数が年間10万375席増え、今後3年間で2億5,400万豪ドルの経済効果が見込まれます。オーストラリアを訪れる日本人のほぼ半分がクイーンズランド州を訪れていることからも、クイーンズランドは日本の皆さんに愛されている州となる。日本の旅行者が州内で消費する金額も高いため、経済効果に期待している。この度の就航獲得により、ビジネス、レジャー、教育などのあらゆる旅行者が訪れ、州観光業の大きな増大につながります」と歓迎した。

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