セブパシフィック航空、エアバスA330neoを16機確定発注

セブパシフィック航空(エアバスA330-900neo)

セブパシフィック航空は、エアバスA330-900neoを16機確定発注した。

エコノミークラスを最大460席配置し、フィリピンとアジアの大都市を結ぶ幹線のほか、オーストラリアや中東路線へ投入する計画。これにより、コスト改善のほか、空港の発着枠を最大限活用できるとしている。

A330neoは従来機に比べ、座席当たりの燃費を14%削減できる。A330neoファミリーのA330-800neoとA330-900neoは、A350型機の主翼技術を取り入れ、主翼の翼端にはシャークレットを備えるほか、エンジンはロールス・ロイス社のトレント7000エンジンを搭載する。航続距離は400海里(約740.8キロ)延長し、A330-900neoは6,550海里(約12,130キロ)、A330-800neoは7,500海里(約13,890キロ)となる。

セブパシフィック航空はこの他に、A321XLRを10機とA320neoを5機発注する覚書を、エアバスと締結している。

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