外務省、中国・湖北省の渡航中止を勧告 感染症危険レベル引き上げ

外務省は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大していることを受け、中国・湖北省全域の感染症危険レベルを引き上げ、渡航中止勧告を発出した。

新型コロナウイルスは、湖北省の武漢から感染が拡大。1月21日には、中国全土にレベル1(十分注意してください)を発出していた。1月24日に、湖北省のみレベル3(渡航中止勧告)に引き上げた。

1月24日には、武漢市と近隣6市の当局が、公共交通機関の運行停止や、鉄道駅や主要道路の封鎖を発表している。世界保健機関(WHO)も、1月23日に開いた緊急委員会で、中国でのリスクは非常に高く、地域的、世界的なリスクも高いと評価している。