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JTB、「るるぶトラベル」不具合でお詫び トラブル続出
JTBは、運営する宿泊予約サイト「るるぶトラベル」の一部機能に不具合が発生しているとして、ウェブサイト上にお詫びを発表した。
「るるぶトラベル」と訪日旅行者向け予約サイト「JAPANiCAN.com」は、2月4日に刷新。業務提携するAgoda(アゴダ)のシステムを採用したものの、地名を完全一致させても検索されない、幕張や舞浜が東京に属する、宿泊施設側の在庫が反映されない、機能面での施設の絞り込みができない、施設にない設備が表示されるなどの様々なトラブルが続出した。「るるぶトラベル」は2007年3月の開設当初から、フォルシアのSpookを採用していた。
リニューアルから半月経った今でもSNS上では炎上状態で、ユーザーは「国内サイトの利便性を捨てたるるぶトラベルはもう使わない」、施設側も「このままではとてもではないが売れない」と、低い評価が続いている。
両社の100人以上が開発に携わり、Agodaの機械学習や人工知能(AI)技術を取り入れ、検索結果のスピードアップなどを目指した。取り扱い宿泊施設数は両サイトでのべ20,000軒に及ぶ。提携により、AgodaはJTBの契約宿泊施設、12,000軒の客室在庫への優先アクセス権を得たことから、日本での営業活動を縮小している。
JTBでは、「一部機能で不具合が発生し、お客様にはご迷惑とご不便をお掛け致しております事をお詫び申し上げます。引き続き、不具合の解消と共に機能面の強化に努めて参ります。お客様に安心してご利用頂けるよう改善を重ねて参りますので、変わらぬご愛願を賜わりますようお願い申し上げます。」とお詫びした。