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MAVCOM、エアアジアとエアアジアXに罰金 消費者保護法違反
マレーシア航空委員会(MAVCOM)は、エアアジアとエアアジアXに対し、マレーシアの消費者保護法に違反し、支払手数料を徴収していたとして罰金を課した。
2019年8月10日から9月11日まで、クレジットカードやデビットカードなどで航空券代金を支払う際に、顧客から支払手数料を徴収していた。罰金額は両社それぞれ200万マレーシア・リンギット。
マレーシアでは、2019年6月に消費者保護法を強化し、航空運賃の開示要件を追加していた。罰金が課されたのは2回目で、1回目の上限である20万マレーシア・リンギットの10倍となった。両社は10月から、支払手数料の徴収を取りやめている。
この他に、マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)子会社のMA Sepangに対し、2019年第2四半期に、MAVCOMが設定したサービス品質目標を達成できなかったことから、約86万マレーシア・リンギットの罰金を課している。