カタール航空、イラン・韓国線で運休・減便や機材小型化 当局の隔離措置で

カタール航空

カタール航空は、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大しているイランと韓国へのフライトで、機材の小型化や運休を行う。

韓国線は、ドーハ〜ソウル/仁川線の1路線のみを運航しており、機材をボーイング777-300型機からエアバスA350-900型機に小型化する。ドーハを最終目的地とする人は搭乗できず、乗り継ぎ旅客のみが利用できる。

イラン線は、ドーハ〜マシュハド・シラーズ・イスファハン線を2月26日から3月14日まで運休し、ドーハ〜テヘラン線を週20便から週7便に減便する。

カタール当局は、韓国とイランからの入国者に、新型コロナウイルスの症状がない人は14日間の隔離措置、症状を有している人はハマド・メディカルコーポレーションの伝染病センターに移送することを発表している。影響を受ける乗客には、別の日付や目的地への変更、払い戻しを受け付ける。

カタール航空では、規制が解除され次第、通常運航に戻すことを計画している。

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