サウジアラビア、コロナ感染国からの入国制限 日本など、観光ビザ申請できず

サウジアラビア

サウジアラビア政府は、保健当局からの勧告に基づき、ウムラや預言者モスクへの訪問を目的とするサウジ入国や、新型コロナウイルスを拡散する恐れのある国からの観光ビザ、商用ビザ保有者の入国を制限する。

暫定的な措置で、観光ビザ(e-Visa)申請公式ホームページからは、日本や中国、韓国、カザフスタン、マレーシア、シンガポール国籍者は申請ができない状態となっている。

在サウジアラビア日本国大使館によると、サウジアラビア政府は商用ビザ所持者の入国も認めていない。対象国は、日本、中国、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、インド、パキスタン、アフガニスタン、イラン、イラク、シリア、レバノン、イエメン、アゼルバイジャン、カザフスタン、ウズベキスタン、イタリア。ソマリア、ベトナムの各国。

サウジアラビア政府は2019年9月、日本を含む49ヶ国の国民を対象に、観光ビザの発給を開始していた。

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