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インド政府、日本人に対する全ての発給済みビザを無効化
インド政府は3月3日、まだインドに入国していない人に対し、同日以前に日本人に対して発給した全ての査証(ビザ)を無効化した。
日本の他に、イタリア、イラン、韓国の国籍者のうち、まだインドに入国していない人が対象となる。これにより、インドに入国する場合には、最寄りのインド大使館や総領事館で、新たなビザの申請を行う必要がある。また、2月1日以降に日本を訪問した外国人に対して発給しているビザも無効化する。
就労ビザでインド国内に滞在する日本人が、出張や休暇などでインドを出国した場合でも適用され、インドに戻るためには、出国先国の最寄りのインド大使館や総領事館で、新たなビザを取得し治す必要がある。
すでに、中国本土にいる中国人と外国人は、2月5日以前に発給したビザでのインドへの渡航は許可されていない。また、日本人と韓国人向けの到着ビザ「Visa on Arrival」の発給も停止している。
インドでは、日本、中国、韓国、イラン、イタリア、香港、マカオ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ネパール、タイ、シンガポール、台湾から到着する航空機では、入国前に発熱検査を行うとともに、健康診断カードの提出を義務化した。37.22度以上の発熱や、咳などの呼吸器症状がある場合は、停留施設や医療機関に送られ、一定期間停留される可能性がある。また、これらの国から到着した渡航者は、入国から28日間、観察対象者となる。
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