中韓との航空便、成田と関空に集約 入国者の検疫強化、14日は指定場所に待機要請

首相官邸

3月5日、新型コロナウイルス感染症対策本部で安倍晋三首相は、新型コロナウイルスの感染が拡大する、中国や韓国などからの入国者に対する検疫を強化すると発表した。

香港とマカオを含む中国と韓国からの入国者への検疫を強化し、検疫所長が指定する場所で2週間待機し、国内で公共交通機関を使用しないことを要請する。航空機の到着空港は、成田国際空港と関西国際空港に限定する。いずれも3月9日から31日まで実施する。船舶での旅客運送の停止、発行済みの一次査証と数次査証の効力を停止する。

また、韓国の慶尚北道の一部地域と、イランのコム州などに滞在歴がある外国人は、入管法に基づき、3月7日から入国拒否の対象とする。

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