
スイス、東京/成田〜チューリッヒ線の運航継続 夏スケジュールも週5往復
ニュージーランド航空は、長距離路線の供給量を約85%削減する。
オークランドと東京/成田、シカゴ、サンフランシスコ、ヒューストン、ブエノスアイレス、バンクーバー、ホノルル、デンパサール、台北/桃園を結ぶ全便を、3月30日から6月30日まで運休する。また、3月21日から6月30日まで、ロンドン〜ロサンゼルス線も運航を停止する。アジアや北米への路線を維持するため、最小限の便数を残す。運航便数などのスケジュールの詳細は、数日中に発表する。
タスマン、太平洋路線でも4月から運航便数を大幅に減らす計画で、今週後半にも発表する。国内線も4月と5月に約30%のフライトを減らすものの、運休となる路線はないという。
ニュージーランド航空では、出発が48時間以内の人や緊急帰国する必要がある人を除いて、当面の間は問い合わせを待つよう求めている。
グレッグ・フォラン最高経営責任者(CEO)は、「私たちは、無駄のないコストベース、強力なバランスシート、十分な手元資金、優れたブランド、そして毎日期待された成果を上回るチームを兼ね備えた、俊敏な航空会社です。また、協力的なパートナー会社もいます。ニュージーランド政府とも協議しているところです。これから少なくとも数か月は、人員を含めてより少ないリソースで済む小規模の航空会社になることを受け入れていきます。これまでは、社員の無給休暇や、残日数の多い有給休暇取得を促すなど、さまざまな措置を展開してきましたが、それにも限界はあります。社内の一部スタッフの配置転換や、他の組織のサポートにも取り組んでいます。」とコメントした。
ニュージーランド政府は3月15日から、太平洋島嶼国以外からの全入国者に14日間の自主隔離を要請している。
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