JTB、添乗員が新型コロナウイルス感染 スペイン・フランス8日間ツアーに添乗

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JTB(ジェイティービー)は、50代女性の添乗員が、新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。

感染した添乗員は、3月9日から16日までの8日間の日程で、東京/成田発着スペイン・フランスツアーに添乗していた。ツアー参加者15人には、感染の判明後、関係機関と連携のうえ個別に連絡を行い、現時点で連絡が取れているという。

感染した添乗員はツアー中の13日から咳や熱感を覚え、16日に成田空港に帰着した際に空港のクリニックを受診。発熱がなく呼吸器症状のみのため、風邪と診断された。3月18日まで空港近くのホテルに宿泊した後、自宅がある埼玉県の新越谷駅までリムジンバスで移動し、越谷市内の宿泊施設に滞在していた。熱が下がらないため、越谷市保健所の帰国者・接触者相談センターの相談のもと専門外来を受診し、PCR検査で陽性と判定された。現在は入院している。

添乗員はこのツアーの帰着後、他のツアーへの添乗は行っておらず、ツアー以外の顧客や同社社員との接触はないという。

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