外務省、アフリカに滞在中の邦人に速やかな帰国検討呼びかけ

外務省海外安全ホームページ

外務省は、アフリカに滞在・渡航中の邦人に対し、速やかな帰国を至急検討するよう求める広域情報を発出した。

現段階で、アフリカでの新型コロナウイルスの感染者数は比較的少ない状態であるものの、3月30日に世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長によるアフリカをはじめとする低中所得国に特別な注意を払う必要がある旨の発言や、医療体制が脆弱な国が多く、感染が急速に拡大する可能性があることなどを視野に入れ、速やかな帰国の検討を求めた。

すでに一部の国では国境を封鎖しており、アフリカの48ヶ国では国外への移動ができない状態となっているものの、一部の国では、臨時便や特別便などによる出国が可能。移動手段の確保ができない場合などは、各国の日本大使館や領事事務所に連絡するよう求めている。

■関連記事
日本からの渡航者や日本人に対する入国・入境制限、入国・入域後の行動を制限している国一覧(4月3日午前6時時点)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、感染症危険情報発出国・地域一覧(4月3日午後5時現在)