奥飛騨薬師のゆ本陣、経営破綻 負債総額約2.1億円、東京商工リサーチ

奥飛騨薬師のゆ本陣

東京商工リサーチによると、温泉旅館、奥飛騨薬師のゆ本陣を経営する奥飛騨薬師のゆ本陣が経営破綻した。

奥飛騨薬師のゆ本陣は、2015年12月に設立。資本金500万円。客室数は50室で、飛騨牛や郷土料理の食事、天然温泉100%の薬師温泉が堪能できることから人気があった。近年は業績が伸長傾向にあったものの、2月に高山市内に新型コロナウイルスの感染者が宿泊していたことが判明した後、キャンセルが激増。3月30日から一時休館し、夏場の再開を目指していたものの、終息の見通しが立たないことから破産を申請した。

負債総額は約2億1,000万円。