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楽天、全国の宿泊施設にコロナ軽症者受け入れの意向確認 571施設が可能と回答
楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は、宿泊予約サイト「楽天トラベル」に加盟する、全国の宿泊施設に対してヒアリングを行い、571施設が新型コロナウイルスの無症状者や軽症者の受け入れが可能と回答したことを明らかにした。客室数は65,156室に及ぶ。
楽天によると、宿泊施設へのヒアリングは4月5日午前から電話で開始し、現在も継続中。具体的な条件を示さず、受け入れの要請があった場合に貸し出しが可能かをヒアリングした。楽天トラベルで通常予約を受け付ける際に徴収している手数料は徴収しない。「純粋に早期に受け入れ可能な施設を把握し、感染拡大防止の情報を自治体に提供できるよう備えたい。」(楽天広報)としており、自治体とは一部で連携しているという。依頼が来ているかについての明言は避けた。
三木谷浩史代表取締役会長兼社長は、個人で保有する、ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの全598室に、無症状や軽症者を受け入れるために無償で提供することを大阪府の吉村洋文知事に申し入れている。
新型コロナウイルスの無症状者や軽症者は、東横イン東京駅新大橋前がきょう4月7日から、約100名を受け入れる。当初は営業を休止する予定で、利用者を他の施設に振り替えていた。7日朝には自衛隊員が入り口付近に配備され、館内に一般客が入れないようになっていた。