コロナ軽症者の宿泊施設受け入れ、744施設が可能と回答 楽天調査

楽天が行っている、宿泊予約サイト「楽天トラベル」に加盟する、全国の宿泊施設に対して新型コロナウイルスの無症状者や軽症者の受け入れに関するヒアリングに、4月7日午後6時現在で744施設が可能であると回答したことがわかった。客室数は90,991室に達する。

4月6日時点と比べ、施設数は30.3%、客室数は39.3%増加した。楽天トラベルのウェブサイトによると、登録施設数は36,393軒。

楽天によると、宿泊施設へのヒアリングは4月5日午前から電話で行っている。具体的な条件を示さず、受け入れの要請があった場合に貸し出しが可能かを調査した。楽天トラベルで通常予約を受け付ける際に徴収している手数料は徴収しないといい、自治体からの要請があれば施設を紹介するという。

三木谷浩史代表取締役会長兼社長は、個人で保有する、ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの全598室に、無症状や軽症者を受け入れるために無償で提供することを大阪府の吉村洋文知事に申し入れている。

新型コロナウイルスの無症状者や軽症者は、東横イン東京駅新大橋前が受け入れを行っている。