ANAグループ、「ANAにキュン! BLACK FRIDAY!」を開催
アフリカ各国の日本大使館、エチオピア航空機での退避を呼びかけ 接続するチャーター便や臨時便運航へ
在エチオピア日本国大使館をはじめとするアフリカ各国の日本国大使館は、4月14日と18日に運航するアディスアベバ発東京/成田行きのエチオピア航空機で、日本への退避を検討するよう邦人に求めている。
エチオピア航空は一旦、東京/成田〜ソウル/仁川〜アディスアベバ線を5月1日まで運休すると発表したものの、その後、2日間のみ運航することを発表した。在エチオピア日本国大使館による働きかけによるもので、アフリカからの退避を希望する邦人のために臨時に運航するもの。乗客数が一定数に満たない場合には運休する可能性もあるという。アフリカと日本を結ぶ唯一の路線で、4月18日の最終便に接続する形で、アフリカ各地から特別便やチャーター便を運航する。
同日に、ルワンダエアーがキガリ〜ブジュンブラ〜エンテベ〜アディスアベバ線を運航する。4月14日にも、エチオピア航空がキガリ〜アディスアベバ線の運航を検討していたものの、乗客数が基準に達しなかったことから、運航を見合わせた。また、エチオピア航空もガーナのアクラとアディスアベバを結ぶチャーター便を運航する。ガーナに拠点を置く日系旅行会社のヨシケン・トラベルが用機者となる。
在マラウイ日本国大使館も同様に、マラウイのリロングウェからザンビアのルサカ行きのチャーター便を運航することを検討している。ルサカからアディスアベバへの定期便は運航しており、接続する。
在エチオピア日本国大使館によると、アフリカ各国では、新型コロナウイルスの感染者数は比較的少ない状態に抑えられているものの、医療体制が脆弱であることや、パンデミックとなった場合に先進国への救急医療搬送で退避することは難しく、「感染が蔓延した段階で当地に残留してひとたび重症化した場合は万一を覚悟する必要」があるとして、退避を検討するよう勧めるとした。