山陽新幹線の利用83%減 JR西日本、運行計画見直しへ

JR西日本は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言後の鉄道輸送状況を発表した。

緊急事態宣言後の4月8日・9日における山陽新幹線の利用状況は前年同日比で83%減となり、乗車率では10%以下の水準となった。また、北陸新幹線は前年同日比86%減、在来線特急は同83%減、近畿圏全体では同66%減。

JR西日本は、「未だかつて経験したことのない、極めて厳しい状況」として、需要が著しく減少している山陽新幹線や、関西空港へのアクセス特急「はるか」などについて、運行計画の見直しについての検討を進めるとしている。