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旅工房は4月15日、2020年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。
売上高は前回発表比70億円減の330億円となる見通し。営業利益や経常利益、純損益はいずれも未定とした。当初は営業利益3億5,100万円、経常利益3億4,200万円で、純利益は2億1,600万円の黒字を予想していた。
旅工房では、2月から上海や香港、マカオ、3月上旬からは韓国やインド、イタリアへのツアーの催行を中止。3月16日からグアムやシンガポール、オーストラリア、ドイツやフランスなどのシェンゲン協定諸国にも拡大。3月24日からは、ハワイを含むアメリカ全土やカンボジア、ロシアへのツアーも取りやめた。
順調に3月の売上が推移すれば、計画から大きく乖離することなく着地が見込まれたものの、3月の売上は計画比25%と大きな影響が出ているという。
同日に発表した2月の旅行取扱額は、海外旅行は約30億5,275万円、国内旅行は約6,603万円、外国人旅行は約1,916万円だった。2019年4月からの累計取り扱い額は、海外旅行は前年より約2割増、国内旅行と外国人旅行はほぼ前年並みだった。