航空科学博物館、クラファンで支援募る 存続危機、1,000万円目標

航空科学博物館は5月1日、存続の危機であるとして、クラウドファンディングで支援を募ると発表した。

臨時休館に伴い、入館者数が大幅に減少していることや、売店やレストランでの収入もなくなったことから、存続が危ぶまれるとしている。目標金額は1,000万円で、運営資金や展示物、建物の修繕費用として活用する。リターンとして招待券やオリジナルグッズ、年間パスポート、ボーイング737MAXのフライトシミュレーターの貸し切りなどを用意する。クラウドファンディングはまだ開始していない。

航空科学博物館は、千葉県芝山町に位置。成田空港に隣接している。成田空港の開港に関連し、芝山町の要望として建設された。地上2階、一部5階建て。敷地面積は51,530平方メートル。2019年に開館から30周年を迎え、600万人が来館した。