チャンギ国際空港、第4ターミナルも閉鎖

シンガポール、チャンギ国際空港第4ターミナル

シンガポールのチャンギ国際空港を運営する、チャンギ・エアポート・グループは、運用を停止するターミナルを拡大し、リソースを最適化する。

5月16日より、第4ターミナルからの運航を停止する。第4ターミナルを使用する航空会社は、第1ターミナルか第3ターミナルで運航する。キャセイパシフィック航空と大韓航空は、第1ターミナルの使用を決定した。運用の再開は、航空需要の回復や、航空会社の要望に応じて決定する見通し。

また、ターミナルを結ぶスカイトレインサービスも縮小しているほか、タクシー乗り場は各ターミナル1ヶ所ずつに統合している。飲食店ではテイクアウトにも応じ、薬局などの基本的なサービスは営業を継続する。

4月のチャンギ国際空港の利用者数はわずか25,200人で、運航便数は3,870機だった。すでに第2ターミナルも閉鎖している。