変なホテル、「ビジネスパック」と「ロボホンルーム活用プラン」を全国12軒で提供 厚労省の「新しい生活様式」を実践

H.I.S.ホテルホールディングスは、5月22日、全国12軒の「変なホテル」で、「ビジネスパック」と「ロボホンルーム活用プラン」の提供を開始すると発表した。

新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」が厚生労働省から発表されたが、その中の「働き方の新しいスタイル」の実践例の一つとして、テレワークが提言されている。子どもがいる、ネット環境がよくないなどの自宅環境から、テレワークに難しさを覚える人もいる中で、館内・全客室にWi-Fiを無料完備しているホテルでテレワークの一助として提供するもの。

「ビジネスパック」は、1人1室利用で、5泊6日から最大15泊16日まで利用できる。同じ客室に長期滞在するため、滞在中は仕事に必要なものを客室に置いたまま利用できる。宿泊期間は、6月1日から7月20日まで。価格は、5泊6日で19,500円、最大15泊16日までで55,000円と、通常価格で1泊ずつ予約するよりも安価。利用可能なホテルは、東京・銀座、東京・浜松町、東京・赤坂、東京・浅草田原町、東京・浅草橋、東京・西葛西、東京・羽田、大阪・心斎橋、大阪・なんば、京都・八条口駅前、福岡・博多、金沢・香林坊。

「ロボホンルーム活用プラン」は、小さな子どもを持つ人に向けたプランで、シャープが開発したモバイル型コミュニケーションロボット「ロボホン」を客室に導入している。ロボホンは、宿泊者専用のコンシェルジュとして、ホテル館内情報や観光情報などを案内するだけでなく、クイズや名作文学の読み聞かせ、可愛いダンスを披露するなど楽しいコミュニケーションも行なう。同プランは、親がテレワークをする間、子どもにはロボホンと遊んでもらう、家族全員でホテルを有効活用できるプランとなっている。利用期間は6月1日から7月20日までで、利用可能なホテルは、舞浜・東京ベイ、関西空港、大阪・なんば。日中の時間帯だけ客室を利用できるデイユースのプランでは、舞浜・東京ベイが3,500円~、関西空港が4,000円~、大阪・なんばが4,400円~。午後3時にチェックインし、午前11時にチェックアウトする宿泊のプランでは、舞浜・東京ベイが6,000円~、関西空港7,000円~、大阪・なんば7,500円~。

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