イベリアグループ、7月から短中距離線の運航拡大 スペイン・欧州中心に40都市に

イベリア航空(エアバスA350-900型機)

イベリアグループは、7月1日から、段階的に運航を再開する。

イベリア航空、イベリア・エクスプレス、イベリア・レヒオナル(エア・ノストラム)は少なくとも、7月には、スペインとヨーロッパの40都市に週194便を、8月には、53都市に週359便を運航する予定としている。

短中距離線では当初、提供座席数がわずか21%だったが、渡航制限が解除され、需要が回復すれば、35%にまで戻る可能性があるという。また、状況が緩和し、渡航制限が解除され次第、長距離線の運航を再開できるよう、準備を進めている。

国内線は、スペイン本土では、アリカンテ、アルメリア、アストゥリアス、バルセロナ、ビルバオ、グラナダ、へレス、ア・コルーニャ、マラガ、パンプローナ、サンセバスティアン、サンタンデール、サンティアゴ、セビーリャ、バレンシア、ビーゴ。また、カナリア諸島のテネリフェ・ノルテ、テネリフェ・スール、グラン・カナリア、ランサローテ、フエルテベントゥーラ、ラ・パルマのほか、マヨルカ島、メノルカ島、イビサ島にも運航する。

国際線は7月に、アテネ、ブリュッセル、ドゥブロブニク、ジュネーブ、リスボン、ロンドン、ミラノ、ミュンヘン、ポルト、パリ、ローマ、ストックホルム、ヴェネツィア、チューリッヒ、セネガルのダカールへ就航する。8月には、ベルリン、ボローニャ、コペンハーゲン、ダブリン、ファロ、フランクフルト、リヨン、マンチェスター、マルセイユ、プラハ、サントリーニ島、トゥールーズ、モロッコのマラケシュへの運航を予定している。

なお、5月28日から6月30日までに購入した、12月31日搭乗分までの航空券は、手数料を支払うことなく変更が可能となる。日程変更後の航空券と差額がある場合は支払う必要がある。5月27日以前に購入した、8月31日搭乗分までの航空券は、無手数料での日程変更もしくは2021年12月30日まで利用できるバウチャーとの交換ができる。

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