JR九州、「花結びプロジェクト」を実施 ななつ星とD&S列車の共同企画

JR九州は、「ななつ星in九州」と「D&S列車」の共同企画として、乗客・乗務員が花を植えることで、レールと共に花で繋がる「花結びプロジェクト」を実施する。

夏から秋にかけて、豊肥本線の全線復旧、新D&S列車「36ぷらす3」のデビュー、クルーズトレイン「ななつ星in九州」7周年記念を盛り上げたいという想いから、プロジェクト実施に至ったという。プロジェクトは、「ななつ星in九州」を見送る人や「D&S列車」の乗客に対し、花の種を配布するほか、沿線地域で、ななつ星クルーや客室乗務員が種を配布し、地域の人々と共に種植えを行なうというもの。花は10月頃、開花予定としている。

配布する種はコスモスで、花言葉は調和、平和、まごころ。入れ物は、ななつ星や各D&S列車のロゴマークが入ったマッチ箱タイプの箱で、全列車のデザイナーである水戸岡鋭治氏によるオリジナルデザインだという。種の配布期間は、「ななつ星in九州」の主要停車駅では、7月14日から無くなり次第終了、各D&S列車内では、6月19日から無くなり次第終了となる。配布場所は、「ななつ星in九州」の3泊4日コースでは、博多、門司港、阿蘇、豊後竹田、大分、湯布院、別府、人吉の各駅、1泊2日コースでは、博多、神埼、早岐、佐世保、長崎、日田、豊後森、湯布院の各駅。「D&S列車」では、客室乗務員が乗務している列車でのみ、配布する。