国交省、「地域交通グリーン化事業」で新たに7事業に支援決定 電気バス8台と燃料電池タクシー2台導入

国土交通省

国土交通省は、「地域交通グリーン化事業」による補助対象事業として、新たに7事業への支援を決定した。

「地域交通グリーン化事業」は、大気環境の改善や地球温暖化防止の観点から、環境に優しい交通サービスの普及を促進するため、事業者や地方公共団体などに対して、車両の導入費用などを補助する事業。電気バス、燃料電池タクシーのほか付随する充電設備について、導入費用の3分の1を支援するもの。

トヨタレンタリース新潟は、新潟市内で運行する燃料電池タクシー2台を導入する。平和交通は、千葉市内のBAYTOWN BUS、稲毛線、検見川線に電気バス3台を導入する。電気バス1台が導入されるのは、関東鉄道が運行するつくばみらい市コミュニティバス「みらい号」、協同バスが運行する久喜市内の循環路線、栃木県が運行する日光市を走るバス、フリートEVイニシアティブの運行する飯田市内の循環路線、新報トラストの沖縄県国頭郡を運行する観光バスの5つ。電気バスを導入する事業者は、電気バスと同数の急速充電設備も導入する。